卵白

卵の白身を泡立てていくと、真っ白なクリーム状になりますね。 アレを初めに思いついたのはいったい誰なんだろう、と思ったりするのです。 オーブンなどできっちりと乾燥させれば、固く、ほろほろと崩れる感じの食感になり、軽く火を通すにとどめれば、表面のみ固い皮のようになって、内部はふんわり、といった仕上がりになります。 軽く…
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『太宰治の辞書』by北村薫

新潮文庫の復刻版に「ピエルロチ」の名を見つけた《私》。たちまち連想が連想を呼ぶ。ロチの作品『日本印象記』、芥川龍之介の「舞踏会」、「舞踏会」を評する江藤淳と三島由紀夫。本から本へ、《私》の探求はとどまるところを知らない。太宰治「女生徒」を読んで創案と借用のあわいを往き来し、太宰愛用の辞書は何だったのかと遠方に足を延ばす。そのゆくたて…
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穀物

トウモロコシ、オーツ麦、小麦などなどを押しつぶして薄い破片にしたり、シート状にして砕いたり…、要するにはカリカリした感じに仕立て上げた保存食全般、とでも云えましょうか。 牛乳なんかとともに、いただくことも多いです。 むむ。そういえば最近、似たようなので違う名前のモノが流通していたような…。 ええと。あれは確か…(としばし脳…
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省略

あるドラマにて。 『…○○の部屋ですが、窓は閉まっていましたが、施錠はされていませんでした。』 という台詞がありまして。 ワタクシはてっきり、 「窓は閉まっていたが、(その窓の)施錠はされていなかった」 だと思ったのですが。 実際は、 「窓は閉まっていたが、(その部屋のドアの)施錠はされてい…
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唐桃

英名アプリコット。所謂、あんずですね。 果実をそのまま食べることより、乾燥させたりコンポートにしたりジャムになったりでお見かけすることが多いような。果実自体は、生食できないというワケではないみたいですが。 あんずジャムを用いた菓子と云えば…。 もちろん、ザッハートルテですね。 ホテル・ザッハーとオーストリア王室御…
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鋳鉄

ここ数年で『スキレット』という言葉を見かける機会が増えたように思います。 たとえば、 『スキレットでふわふわに焼き上げたパンケーキ(ただし提供まで20分)』 とか。 で。 調べました。スキレット。 無理やり(?)日本語にすると、 『鋳鉄製の小さなフライパン』 といった意味になるようです…
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『泡坂妻夫引退公演 手妻篇』by泡坂妻夫

ミステリ界の魔術師・泡坂妻夫。その最後の贈り物である作品集を、二分冊に文庫化してお届けする。『手妻篇』には、辛辣な料理評論家を巡る事件の謎を解く「カルダモンの匂い」ほか、ヨーガの達人にして謎の名探偵・ヨギ ガンジーが活躍するミステリシリーズや、酔象将棋の名人戦が行われた宿で殺人が起こる、新たに発見された短編「酔象秘曲」など、名品13…
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農夫

本日、卯月二十三日は『サン・ジョルディの日』なのだそうで。 スペインはカタロニア地方のキリスト教の聖人・ゲオルギウスにその由来を求められるそうです。 このゲオルギウス聖人、ドラゴン退治などの伝説で有名な方らしいのですが、最終的には斬首の刑にてお亡くなりに。 …ま、まあ。聖人というのは、奇跡を起こすか殉教するか(ある…
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芹子

昨日の日記でパスティス、という酒について少し触れましたが。 あの特徴ある香りと味わいの源はなんであろうか、と思い、調べたところ、原料にスターアニス(八角)・リコリス(甘草)・フェンネル(茴香)が用いられているのだそうで。 …どれも、癖が強い。 特に、フェンネルってセリ科植物なのですが、セリ科植物って他には、セロリ、ミツ…
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説明

何が難しいと云って、『味』を説明するのってかなり難しいことなんじゃないか、と思う次第です。 ある時、水薬を処方されたのですが、その時の薬剤師さん曰く、 『この薬、とっても不味いんです』 とのこと。 (これからこの薬を、相当の期間飲み続けなければならない者を前に、それを云うか?) と思ったりもしましたが(…
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改装

しばしばその公園の前を通ることがありまして。 その敷地内の、かなりの面積が金網のようなもので覆われて、長いこと工事をしているなぁ、と思っていたのですが。 ある時、工事が終了したようで、金網が外れていました。 そこには、リニューアルされたブランコが。 ペンキの色もま新しく、つやつやと光っていました。 …ム…
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松露

こし餡や甘納豆などを、すり蜜で薄くコーティングした和菓子。 『すり蜜』というのは、砂糖と水を煮詰めた一種のシロップで、白っぽい半透明に仕上げ、冷めると固まる。 これを薄く、かつ均一に纏わせるところに、高度な技術が必要なのだそうです。 ちなみに、『松露』という名前は同じ名を持つ茸から来ているのだそうで。 いわゆ…
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弥縫

先日読んでいた本の中に出てきた言葉。 『弥縫』 いったい、なんと読んだものか。…実際には親切なことにルビがふってあったので、読み方には困りませんでしたが、人生で初めて出会ったことばでした。 ちなみに読みは、 『びほう』 となります。 意味は、 『一時的に間に合わせる』とか『取りつくろう』 …
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『スウェーデン館の謎』by有栖川有栖

取材で雪深い裏磐梯を訪れたミステリ作家・有栖川有栖はスウェーデン館と地元の人が呼ぶログハウスに招かれ、そこで深い悲しみに包まれた殺人事件に遭遇する。臨床犯罪学者・火村英生に応援を頼み、絶妙コンビが美人画家姉妹に訪れたおぞましい惨劇の謎に挑む。大好評〈国名シリーズ〉第2弾! 長編ミステリ。(文庫版裏表紙・あらすじ より) 有栖川…
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護謨

丈のさほどに高くない円筒形。色味は黒。あくまでも、黒。 もしかして、ゴムかなんかで出来ているのでは? と、訝しくなるほど硬質な見た目。 ところがこちらは、れっきとした珈琲ゼリーなのでした。 とはいえ、匙ですくおうとすると、かなりの弾力。 …むむ。 やはりゴムであったのか、と、思わせるほど。 アイ…
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『フロスト日和』by R.D.ウィングフィールド

肌寒い秋の季節。デントンの町では連続婦女暴行魔が跳梁し、公衆便所には浮浪者の死体が転がる。なに、これはまだ序の口で……。皆から無能とそしられながら、名物警部フロストの不眠不休の奮戦と、推理の乱れ撃ちはつづく。中間管理職に、春の日和は訪れるのだろうか? 笑いも緊張も堪能できる、まさに得難い個性。『クリスマスのフロスト』につづく第2弾!…
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櫻葉

肉または魚などの具材を細かく刻んでペースト状に練り上げたものを『パテ』と呼びます。 『パテ』と『テリーヌ』はよく混同されるのですが、違いはあると云えばあるのですが、要素の輪的に云うと重なる部分は多いようです。 それはともかく。 パテ・ド・カンパーニュ櫻葉載せ、的なものを仕入れました。 パテ・ド・カンパーニュの…
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壺窯

粘土製の壺窯型のオーヴンを『タンドール』と呼びますね。 このタンドールで焼いた鶏肉なので、『タンドーリ・チキン』。 …余談ながらタンドーリ、は形容詞形ということですね。おそらくは。 タンドールは壺型にすることにより、高温調理を可能にしたものだそうで、チキンなどの肉類の他、ナンなどのパンの類も焼くことができるのです。 …
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扁豆

人類が利用してきた中で、最古の部類に入る豆なんだそうです。 レンズマメ。 いわゆる「(カメラなどの)レンズ」の語源は、この豆であり、凸レンズの形に似ているから…なんだとか。 フランスやイタリアでは煮込み料理によく使用される食材なのです。 画像はレンズマメを用いたカスレ。一般的なレシピはレンズマメではなく白インゲン…
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元祖

某百貨店の催事の記事を見て、『ANGELINA』が出店していることを知りました。 ANGELINA…、云わずと知れたフランスはパリの老舗(高級)洋菓子店ですね。特にそのモンブランは、仏式モンブランの「元祖」であるとも云われています。 そういえば2月くらいには梅田の阪急に出店していたような。その時は、通りかかる度に、長蛇の…
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桜色

色の名前には、赤や青や黄のように、『色そのもの』を表す名称と、桜色とか銅色みたいに、何かほかのものを譬えとして、色を連想させる場合とがありますね。 よく考えたら、『桜色』ってようするにはピンクですから。 しかしそこはかとなく品のよい感じだったり、季節感なんかもそこには込められているように思います。桜色。 桜の果実を…
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年齢

その昔、日本では年齢の表し方として、 『数え年』 という考え方が一般的でした。 これは『生まれた時点で一歳である』といった考え方をベースにしていて、さらにいつ生まれたかに関係なく、元日がくれば『一歳加齢する』という仕組みなんですね。 ということは。 12月31日に生まれた人は、翌日にはもう2歳なわけです…
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花祭

本日、卯月八日は『花まつり』。 お釈迦さまの誕生日ですね。 難しい云い方をすると、『灌仏会』となります。 仏教的には、華々しく盛大なお祝いの日なんではないか、と推察されますが、いまいちメジャーな日でもないような。 どっちかというと、キリストの誕生日のほうが、盛り上がってますかね。わが国においては。 実際の誕…
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洋食

かつては『和食』に対して、西洋の料理全般を指して使われていたことばでしたが、近年では、 『日本独自に発展した西洋風の料理』 といった意味あいで使われることが多いです。洋食。 たとえば、カレーライス。 日本のカレーライスを見たインドの人は、 『これはカレーじゃないけど』 とか思うことが多いとか。 …
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合字

フルートを表す『fl』など、2つ(3つ以上のこともある)の文字を組み合わせて特別な意味を持たせたものを『合字』と呼ぶそうな。 独逸語の『ß』も、もともとは「s」を2つ並べた「ss」から発展してこのように表記するようになったらしいですし。 合字の一種というか仲間に『モノグラム』というのがあります。 こちらは、「L」と…
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『豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件』by倉知 淳

前代未聞のユーモア&本格ミステリ! 村上貴史氏(ミステリ書評家)絶賛! 「ロジックに染められたミステリならではのマジック」 奇想ここに極まれり―― 本格ミステリの玉手箱! 戦争末期、帝國陸軍の研究所で、若い兵士が頭から血を流して倒れていた。屍体の周りの床には、なぜか豆腐の欠片が散らばっていた。どう見てもこの兵士…
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卯月

4月の旧名称、卯月。 卯の花の咲く頃であることから、『卯の花月』とも。 白い、かわいらしい花ですね。 ちなみに、おからのことを「卯の花」と呼んだりもしますね。 はたまた、稲の苗を植える頃なので、『植月(うえつき)』から転じた、との説もあるようです。 卯月朔日。 いよいよ新しい年度の始まりですね。 新しい…
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