昼寝

ある日の午後。 通りがかった橋上に設えられたベンチの上をふと見ると。 おや。猫の…昼寝? いやいや。さらに目を凝らして見れば、生体ではなくオブジェでした。 ちょっとくたびれた加減がいっそリアルかも。
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雉隠

朝晩は少しひんやり、日中はやや汗ばむほどで、もう春は過ぎてしまったのだろうけれども、さりとて夏であるとも云い難いこの時期。 ちょうど今頃が旬ですかね。 アスパラガス。 てっぺんの、細かく裂けたような葉の部分が、放っておくと雉が隠れられるくらいに繁茂するところから、こういう名前がついた、という説も。 食用のアスパラガス…
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『ブラジル蝶の謎』by有栖川有栖

美しい異国の蝶が天井を埋めた部屋で殺害されていた男。何のために蝶の標本が天井に移されたのか。鮮烈なイメージの表題作ほか、小指ほどの小さな鍵の本当の用途が秘書殺しの謎を解く『鍵』など、おなじみ有栖川・火村コンビの名推理が冴えわたる傑作ミステリー全六篇。読者待望の「国名シリーズ」第三弾。(「BOOK」データベース より) ・ブラジ…
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蘧麦

皐月九日、日曜日。 2021年のこの日は第2日曜日にあたり、したがいまして、『母の日』ということに。 一般的にはカーネーションを贈ることになってます。が。 母が健在の時は、赤いカーネーション、鬼籍に入っている場合には、白いカーネーションを贈る…、といったような記述を見かけたのですが。 え。待ってくださいよ。 『…
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『桜宵』by北森鴻

今夜もグラス片手に、謎解きに耳を傾けて。 ビアバー《香菜里屋》のマスター工藤に託された、 妻から夫への「最後のプレゼント」とは――。 連作短編ミステリーの金字塔! 解説 中江有里 妻の死から一年。警察官の神崎守衛は、遺品の中から手紙を見つける。 三軒茶屋のビアバー《香菜里屋》に、妻は「最後のプレゼント…
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眛爽

この間読んでいた本の中で出逢った言葉。 『まいそう』と読むそうな。 意味としては、 『明け方のほの暗い時』 といった意味だそうで。 むむ。 では、『暁』との違いはなんだ? 時間的にはどっちが先なのか…? とか、些細な点が気になってしまうのでした。
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『マイク・ハマーへ伝言』by矢作俊彦

ニューハードボイルドの旗手と謳われ絶賛された、幻の処女作であり大傑作! マッポを殺れ! 化け物パトカーに殺された男のために、仲間のリョウや克哉たち5人が復讐を計画する。あとはダッジ・チャージャーとキャディラックを用意すればOKだ! 高速道路に爆発する青春!(kADOKAWA HPより) 初版が1978年。 えっ。もう40年…
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柏餅

皐月五日。端午の節句、ですね。 この日は柏餅を食べることになっております。 柏の葉で餡入りの上新粉の餅を挟む、というのが一般的な製法ですが。 なぜ、柏の葉なのか? 調べてみたところ、端的に云うと、 『縁起がいいから』 という理由以外は見つけられませんでした。 桜餅の桜の葉は食べられる(大量摂取は…
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『花の下にて春死なむ』by北森鴻

人生に必要なのは、 とびっきりの料理とビール、 それから、ひとつまみの謎。 三軒茶屋の路地裏にたたずむ、ビアバー「香菜里屋」。 この店には今夜も、大切な思いを胸に秘めた人々が訪れる――。 優しく、ほろ苦い。 短編の名手が紡ぐ、不朽の名作ミステリー! 第52回日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門受賞作 …
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桜餅

いつもの散歩コースの道すがらに小さな和菓子屋さんがありまして。 タイミング的にはもう柏餅のシーズンなのでしょうが、今年はなんだかんだで機を逸しておりましたもので、桜餅を購入。 透明の、赤飯を詰めて売ってるみたいな容器に入れてもらい、帰宅しました。 蓋を開けると、櫻の何とも云えず床しい薫りが広がるのでした。 ちなみ…
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『幻想運河』by有栖川有栖

バラバラの死体、陶酔のトリック、極上の謎。 遠き運河の彼方から静かな謎が流れ来る。 アムステルダムに滞在するシナリオライター志望の恭司は、 芸術家の正木兄妹、音楽家の水島らと共にソフトドラッグを愛好する会を持っていた。 しかし、その甘美な日々は運河から発見された水島の切断死体によって崩壊する。 事件時に仲間とトリッ…
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迂遠

皐月朔日。本日より5月に入りました。 2021年も1/3が過ぎたわけですね。 今日、読んでいた本の中で、 『大阪弁は迂遠で粘着質』 という表現を発見。 へぇぇ。 そんなふうに思ったことがなかったので、目から鱗(これ、実際に出たらものすごく痛い気がするんですけど…)。 感じ方は人それぞれですしね。 …
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卵白

卵の白身を泡立てていくと、真っ白なクリーム状になりますね。 アレを初めに思いついたのはいったい誰なんだろう、と思ったりするのです。 オーブンなどできっちりと乾燥させれば、固く、ほろほろと崩れる感じの食感になり、軽く火を通すにとどめれば、表面のみ固い皮のようになって、内部はふんわり、といった仕上がりになります。 軽く…
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『太宰治の辞書』by北村薫

新潮文庫の復刻版に「ピエルロチ」の名を見つけた《私》。たちまち連想が連想を呼ぶ。ロチの作品『日本印象記』、芥川龍之介の「舞踏会」、「舞踏会」を評する江藤淳と三島由紀夫。本から本へ、《私》の探求はとどまるところを知らない。太宰治「女生徒」を読んで創案と借用のあわいを往き来し、太宰愛用の辞書は何だったのかと遠方に足を延ばす。そのゆくたて…
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穀物

トウモロコシ、オーツ麦、小麦などなどを押しつぶして薄い破片にしたり、シート状にして砕いたり…、要するにはカリカリした感じに仕立て上げた保存食全般、とでも云えましょうか。 牛乳なんかとともに、いただくことも多いです。 むむ。そういえば最近、似たようなので違う名前のモノが流通していたような…。 ええと。あれは確か…(としばし脳…
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省略

あるドラマにて。 『…○○の部屋ですが、窓は閉まっていましたが、施錠はされていませんでした。』 という台詞がありまして。 ワタクシはてっきり、 「窓は閉まっていたが、(その窓の)施錠はされていなかった」 だと思ったのですが。 実際は、 「窓は閉まっていたが、(その部屋のドアの)施錠はされてい…
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唐桃

英名アプリコット。所謂、あんずですね。 果実をそのまま食べることより、乾燥させたりコンポートにしたりジャムになったりでお見かけすることが多いような。果実自体は、生食できないというワケではないみたいですが。 あんずジャムを用いた菓子と云えば…。 もちろん、ザッハートルテですね。 ホテル・ザッハーとオーストリア王室御…
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鋳鉄

ここ数年で『スキレット』という言葉を見かける機会が増えたように思います。 たとえば、 『スキレットでふわふわに焼き上げたパンケーキ(ただし提供まで20分)』 とか。 で。 調べました。スキレット。 無理やり(?)日本語にすると、 『鋳鉄製の小さなフライパン』 といった意味になるようです…
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『泡坂妻夫引退公演 手妻篇』by泡坂妻夫

ミステリ界の魔術師・泡坂妻夫。その最後の贈り物である作品集を、二分冊に文庫化してお届けする。『手妻篇』には、辛辣な料理評論家を巡る事件の謎を解く「カルダモンの匂い」ほか、ヨーガの達人にして謎の名探偵・ヨギ ガンジーが活躍するミステリシリーズや、酔象将棋の名人戦が行われた宿で殺人が起こる、新たに発見された短編「酔象秘曲」など、名品13…
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農夫

本日、卯月二十三日は『サン・ジョルディの日』なのだそうで。 スペインはカタロニア地方のキリスト教の聖人・ゲオルギウスにその由来を求められるそうです。 このゲオルギウス聖人、ドラゴン退治などの伝説で有名な方らしいのですが、最終的には斬首の刑にてお亡くなりに。 …ま、まあ。聖人というのは、奇跡を起こすか殉教するか(ある…
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