善人

ふとした気まぐれで、いつもの通いなれた道から、一本逸れた道を歩いてみたのです。 すると、なんだか新し気な珈琲屋ができていました。 ニ方をガラス張りにしてあり、採光はじゅうぶん。天気のよい日には、さんさんと太陽の光がふりそそぎ、店内はまことに明るいのです。 大きな焙煎機がどかっ、と据えられていて、たいへんに存在感を示して…
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『歴史はバーで作られる』by鯨統一郎

新進気鋭の歴史学者と史学科の学生がふと入った場末のバー。そこには美人バーテンダーと歴史学者を称する老人の常連客が。4人で歴史談義に花を咲かせているうち、歴史の通説ではありえない珍説・奇説が飛び出し、バーは歴史推理合戦の場へと変貌する。ネアンデルタール人から源義経、八百屋お七まで。歴史の常識を覆す推理合戦が繰り広げられていく連作短編。…
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断層

珈琲ベースのノンアルコールカクテル、という触れ込みでした。 画像では判りにくいのですが、上から珈琲、トニックソーダ、最下層がグレナデンシロップ、ということでした。…もう一個なんかあったように思いましたが、どうしても思い出せません。残念。 『混ぜないで呑む。そうすれば、呑むごとに味が変化する』 という説明だったので、そう…
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『蝶々殺人事件』by横溝正史

原さくら歌劇団の主宰者である原さくらが「蝶々夫人」の大阪公演を前に突然、姿を消した……。数日後、数多くの艶聞をまきちらし文字どおりプリマドンナとして君臨していたさくらの死体はバラと砂と共にコントラバスの中から発見された! 次々とおこる殺人事件にはどんな秘密が隠されているのだろうか。好評、金田一耕助ものに続く由利先生シリーズの第一弾!…
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青黴

片側2車線の大きな道路に面しているくせに、どうしたことか入り口が判り難く、うっかりしていると見落としてしまうことも多く、 『あれれ?確かこの辺だったと思ったけど…』 とウロウロしてしまうこともしばしばの、不思議なカフェがありました。 自家製のチーズケーキがウリでもありまして、5~6種類を揃えております。 その…
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高踏

てっきり、ダンスとか舞踊関係の言葉だと思っていましたよ。 ほら。 『踏』っていう漢字が入ってるじゃないですか。ステップとか、そーいう意味なんじゃないか、と。 正しくは、 『俗な気持ちを捨てて、気高く身を処すること』 という意味らしいです。 高踏派、となると、これは19世紀後半のフランスの詩人の一派…
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空色

世界ジェラート大会、なるもので、アジア人初のチャンピオン、という偉業を成し遂げたシェフ(と云うのが正しいのかどうかは判りませんが)のお店を訪問して来ました。 画像では全体的に白っぽくて判りにくいのですが、ミルクとピスタチオと、あと一つはお米のジェラートなのです。 滋賀県産の米、『みずかがみ』という品種を用いたのだそう。 …
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囲繞

読みは、「いにょう」または「いじょう」。 字面からなんとなしに意味は想像できそうだけれども、「かこむ」とか「包囲する」とか、そんなような意味であるらしい。 例:『こないだ、鹿の群れにすっかり囲饒されちゃってさ~』 とか? 奈良県でならありそうなシチュエイション? かなり危険やな…。 法律の用語(?)かなん…
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塩焼

日本の初夏の代表的な食材、鮎。 一部の飲食店においては、刺身を扱うところもあるそうだが、食品安全委員会の見解としましては、生食は避けるべし、なのだそうで。 とはいえ、なんと云っても鮎の旨い食べ方は塩焼きに尽きる、と思うのですが。 これだと、背骨以外はほぼ全て食べられますし。ああ旨い。 ちなみに、中国では『鮎』…
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青菜

昨日の日記を読み返していたら、 『ところで、「サグ」っていったい何だ?』 との疑問にぶち当たりました。 え? 今さら(笑)?? …独自の調査によりますと、サグカレー、とは 『本来、からし菜を用いたカレーのことであるが、現代日本に於いては、ほうれん草をはじめとする青菜を用いて作った、緑色のカレーのことで…
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咖喱

散歩がてら、かねてより訪れてみたかったカレーの店を探訪。 けっこうな人気店であるとのことなので、ランチタイムの口開けを狙って突撃。 8月の太陽の下をてくてくと歩いて店に辿り着くと、入店順2番目でした。やったー。 店内は、由緒ある建物をリノベーションした模様。天井が高く、梁がむき出しにしてあります。 いくつかあるメ…
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薄荷

ミントのリキュールと冷たくしたココアを混ぜた、ある種のカクテル。 飾られた生のミントの葉っぱも、爽やかさを演出しています。 特筆すべきは、使用されている氷もココアで出来ているので、齧って食べることもできます。 盛夏ですな。
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『憑かれた女』by横溝正史

自称探偵小説作家の井手江南に伴われ、エマ子は恐る恐る不気味な洋館の中へ入った。そして問題のドアが開かれた瞬間、彼女は恐怖の悲鳴を上げた。部屋の隅に燃えさかる暖炉の中には、黒煙をあげてくすぶり続ける一本の女の腕が! ここ数カ月間、日夜恐ろしい悪夢に悩み続けてきたエマ子は、それが実際の事件として眼前にくり広げられたと知って戦慄した……。…
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蓮茶

ひとくちに蓮茶と云っても、中国と朝鮮半島とヴェトナムとでは、その作り方がかなり異なっているようです。 ヴェトナムでよく飲まれる蓮茶に限って述べるならば、こちらはむしろ 『緑茶の蓮の花フレーバー』 とでも云うべきものであるそうで。 伝統的なつくり方としては、自然な花の薫りを出すために、緑茶の葉を一晩、蓮の花のなかに…
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南風

下から順に、 ライチのジュレ マンゴーとパイナップルの果肉 檸檬とライチとマンゴーのソルベ クレーム・シャンティイ マンゴーの果肉とグロゼイユ …ワタクシの好きなものばかりで出来上がっていました(笑)。 夏のおたのしみですね。
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縹緻

その昔。 まだワタクシがほんの子供だった頃。とある本の中でこの言葉に出会いました。 『縹緻』 なな、なんだこりゃ。なんと読むのかまーったく想像もつかんわい。 と思ったものの、漢和辞典を繙く、などという気の利いた(?)アイデアも浮かばず、そのままになっておりました。 そして時は流れて…。 今日開いた本の頁の中で…
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可否

ある日の午後。 約束の時間まで少々間ができましたので、お気に入りの読書室(おやつ付き)を訪れました。 こちらの珈琲は、もしも今から24時間後に死ぬ、ということが判ったとしたら、死ぬ前にぜひとも呑んでおきたいもののうちのひとつであります。 珈琲のおともとして、自家製ドーナツというのもあるのですが、これが結構な人気アイテムでし…
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『闇からの声』byイーデン・フィルポッツ

隠退した名刑事リングローズが旧領主邸ホテルで聞いた、姿なき者の闇からの声。それは、恐怖におののく子供の悲鳴であった。不審に思った彼が事情を調べてみたところ、同宿の老婦人から予想だにしない事実を知らされる──「その子供は亡くなったのですよ。このホテルで、一年以上も前に」と。名編『赤毛のレドメイン家』と並んで、推理小説史上に不滅の光芒を…
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秘仏

石山寺のご本尊、如意輪観音像は、本来秘仏となっていて、見ることはできません。 ところが、見るチャンスが全くないかというと、そうでもないのです。 33年に1度、公開されるタイミングがあるのだそう。 33年…。ヘタしたら、今生ではもう観られない可能性が(^-^; 他にもう一つチャンスがあって、それは、 『新しく…
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『戌神はなにを見たか』by鮎川哲也

本格推理の魅力に充ちた傑作長編。―東京・稲城市の櫟林で小日向大輔の刺殺死体が発見された!物証は、外国人の顔が刻まれた浮彫と、小日向の胃に未消化のまま残されていた瓦煎餅のみ。捜査陣の地道な努力によって、同業のカメラマン・坂下護が浮かびあがるが…犯行時刻、坂下は推理専門誌の仕事で、乱歩生誕の地・三重県名張市にいたと主張するのであった!ア…
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